ls コマンドとは?
ls コマンドは、Linux や Unix 系システムでディレクトリの内容を一覧表示するための基本的なコマンドです。本記事ではその基本的な使い方と主なオプション、実行結果について解説します。
基本的な使い方
ls [オプション] [ファイルやディレクトリ]
主なオプション一覧
-a: すべてのファイルを表示(隠しファイルも含む)-l: 詳細情報を表示(パーミッションやタイムスタンプなど)-h: ファイルサイズを人間に読みやすい形式で表示(-lと併用)-t: 修正時刻でソート-r: ソート順を逆にする-S: ファイルサイズでソート-R: サブディレクトリも再帰的に表示-d: ディレクトリ自体の情報を表示(内容は表示しない)-i: 各ファイルの inode 番号を表示-F: 各ファイル名の末尾に識別子を追加(例:/はディレクトリ)-n: ユーザーとグループを数値で表示-g: 所有者情報を省略して表示-1: 各エントリを1行ずつ表示-m: エントリをカンマ区切りで表示-Q: ファイル名を引用符で囲んで表示--color: 出力に色を付ける
使用例と出力サンプル
通常の一覧表示
$ ls
Desktop Documents Downloads Music Pictures Videos
詳細情報を表示(長い形式)
$ ls -l
drwxr-xr-x 2 user user 4096 Apr 23 10:00 Desktop
-rw-r--r-- 1 user user 123 Apr 22 09:30 notes.txt
隠しファイルを含めて表示
$ ls -a
. .. .bashrc .profile Desktop Documents
ファイルサイズを人間に読みやすい形式で表示
$ ls -lh
-rw-r--r-- 1 user user 1.2K Apr 22 09:30 notes.txt
修正時刻でソート
$ ls -lt
-rw-r--r-- 1 user user 123 Apr 23 11:00 report.docx
-rw-r--r-- 1 user user 456 Apr 22 09:30 notes.txt
よくあるトラブルと対処
| 現象 | 原因 | 対処方法 |
|---|---|---|
| ファイルが表示されない | 隠しファイルである | -a オプションを使用する |
| 詳細情報が表示されない | -l オプションを使用していない | -l オプションを追加する |
| ファイルサイズがバイト単位で表示される | -h オプションを使用していない | -h オプションを追加する(-lh) |
まとめ
lsコマンドは、ディレクトリの内容を一覧表示するための基本的なコマンド。- オプションを組み合わせることで、表示形式や内容を柔軟にカスタマイズ可能。
- 詳細な情報や隠しファイルの表示、ソート順の変更など多彩な機能あり。
参考リンク
- https://man7.org/linux/man-pages/man1/ls.1.html
- https://phoenixnap.com/kb/ls-command
- https://www.geeksforgeeks.org/ls-command-in-linux/