date コマンドの使い方 [Linux]

2025/04/25

date コマンドとは?

date コマンドは、現在の日付や時刻を表示したり、フォーマットを指定して表示形式をカスタマイズするためのコマンドです。

基本構文

date [オプション] [+FORMAT]

主なオプションと解説

  • +FORMAT: 任意の形式で日付・時刻を出力(例: +%Y-%m-%d %H:%M:%S

使用例と出力サンプル

現在の日付と時刻を表示

$ date
Thu Apr 24 14:30:01 JST 2025

カスタム形式で表示(例: 2025-04-24 14:30:01)

$ date "+%Y-%m-%d %H:%M:%S"
2025-04-24 14:30:01

カスタムフォーマット指定子一覧

指定子意味
%Y年(4桁)2025
%y年(下2桁)25
%m月(01〜12)04
%d日(01〜31)24
%H時(00〜23)14
%I時(01〜12)02
%M分(00〜59)30
%S秒(00〜59)01
%pAM/PMPM
%A曜日(英語)Thursday
%a曜日(省略形)Thu
%B月名(英語)April
%b月名(省略形)Apr
%ZタイムゾーンJST
%j年初からの日数(001〜366)114
%sUnixタイムスタンプ1745758201

よくあるエラーと対処

エラー例原因解決策
invalid date書式指定ミス% 記号を忘れずに使う。例:+%Y-%m-%d
タイムゾーンが異なる環境変数 TZ による影響TZ=UTC date などで明示的に指定する

まとめ

  • date コマンドは、現在の日付や時刻を表示したり、フォーマットを柔軟にカスタマイズできる。
  • +%Y-%m-%d %H:%M:%S 形式でログやファイル名の整形にもよく使われる。
  • タイムゾーンや言語環境にも依存するため、必要に応じて調整。

参考リンク

  • https://man7.org/linux/man-pages/man1/date.1.html
  • https://www.gnu.org/software/coreutils/manual/html_node/date-invocation.html

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